軟水

ミネラルウォーターでは、水に含まれる成分のうち、カルシウムとマグネシウムの金属イオン含有量によって分類する表記があり、この表記を硬度(単位はドイツ硬度dHと、アメリカ硬度ppmで表記され、この記事ではアメリカ硬度ppmを基準にしています)と言います。

 

水1リットル中の硬度が、0ppmから40ppmをきわめて軟水、40から80ppmを軟水、80ppmから120ppmをやや軟水と分類し、一般的に、これらを総じて、軟水と言います。

 

軟水の特徴として、日本で生活用水として使用されている水のほとんどは80ppm以下の軟水であり、販売されるミネラルウォーターでも、日本人には軟水の持つ風味や口当たりが好まれる傾向があります。

 

金属イオン量が少ないことにより、口当たりがよく飲みやすいと言われ、コーヒーや紅茶、お茶などの嗜好品や、赤ちゃんのミルクつくりに適しており、日本食で重要な出汁などの、うまみ成分を引き出しやすく、日本食の調理にも適しています。

 

浸透性が速く、吸収性にも優れている特徴から、口にした物の影響が表れやすい高齢者や乳幼児などへの、体への負担が少ないという一面もあります。

 

また、石けんカスが出来にくく、洗剤の泡立ちが良いことから、洗濯などの生活用水としても適しており、金属イオン量が少ないことで、染色にも良いとされ、飲料水、生活用水以外でも、特徴を生かし様々な用途で使用されています。

 

この様に、軟水は和食料理中心の生活を送る日本人には適した水で、そのメリットを生かした使い方を考えながら使用するという使用の仕方ではなく、常用的に使用できる水と言えます。

軟水関連ページ

水と人体
水と人体について説明します。
必要な水分
必要な水分について説明します。
水の種類
水の種類について説明します。
硬水
硬水について説明します。
重水
重水について説明します。
軽水
軽水について説明します。
水道水
水道水について説明します。