硬水

ミネラルウォーターは、水に含まれる成分での分類があり、カルシウムとマグネシウムの金属イオン含有量によって分類し、この表記を硬度(単位はドイツ硬度dHと、アメリカ硬度ppmで表記され、この記事ではアメリカ硬度ppmを基準にしています)と言います。

 

120ppmから180ppmをやや硬水、180ppmから300ppmを硬水、300ppm以上をきわめて硬水、というように分類し、一般的にこれらを総じて硬水と言います。

 

硬水は、アメリカやヨーロッパに多く、日本ではほとんどの地域が軟水であり、一部硬水が使用される地域でも、硬度を下げる処置を施し使用しています。

 

この様に、硬水は、飲料水、生活用水の用途に向いている水ではなく、硬度が高くなるほど、口当たりが重くなり、体内にも吸収されにくくなり、胃腸に負担がかかることから、胃腸の弱い体質の人が飲むと下痢をおこす場合もあります。

 

しかし、飲料水に適した硬水も存在し、それらの硬水はカルシウム補給や、ダイエット、便秘解消などの用途に使われ、目的に応じた使われ方をしています。

 

料理への利用も、余分なタンパク質を灰汁として抜き出す効果が高く、臭みを消す効果も高いので、煮込み料理に多く使用されています。

 

また、金属イオン含有量が多いことで、石けんの泡立ちが悪く、蒸発すると含まれていた塩類が析出されるため、洗浄や、エンジンや機械の冷却用として使用すると問題が生じやすく、特に、染色では金属イオンが染料と反応をおこし色ムラが生じてしまうため、硬水の使用は避けられています。

 

この様に、硬水は独特の特徴があり、メリットとデメリットを理解し、常用的に使用するというよりは目的に応じて使い分けると良いでしょう。

硬水関連ページ

水と人体
水と人体について説明します。
必要な水分
必要な水分について説明します。
水の種類
水の種類について説明します。
軟水
軟水について説明します。
重水
重水について説明します。
軽水
軽水について説明します。
水道水
水道水について説明します。